贈り物として人から貰ったり、旅行先で自分用に買ったりしたはいいけれど、結局飲まずに家で眠っているお酒はありませんか?
種類にもよりますが、実はお酒は高く買い取ってもらえる可能性も高いんです。
お酒を高く買い取ってもらうためのポイントと、高く売れるおすすめの買取店をまとめました。
お酒の買取について【どの方法がおすすめ?お店の選び方は?】
まず、「どうやって売るか」です。
お酒を買い取ってもらう方法としては主に次の3つが挙げられます。
メリット・デメリットと併せて順番に説明していきます。
店頭買取
自分の足で売りたいお酒をお店に持ち込むという、一番シンプルな方法です。
売りたいお酒の数があまり多いと労力面で大変ですが、自宅近くにお酒の買取を行っているお店があれば一番早く現金化ができます。
お酒の販売店の他にはブランド用品買取店・一部のリサイクルショップでも店頭買取を行っていることがあります。
メリット
- その場ですぐに現金化できる
- 店員と顔を合わせるのでその気になれば価格交渉ができる
デメリット
- 持ち運びが大変
- 価格を比較するには複数店舗渡り歩く必要がある
宅配買取
売りたいものを段ボールに詰め、買取店宛に発送する方法です。
インターネットの普及に伴い、現在最も一般的になっている方法です。
数多くのお店がこの方法で営業しているので、優良店かどうかをしっかり見極めることが大切です。
メリット
- 事前査定で吟味することができる
- 業者と顔を合わせる必要が無い
- 持ち運びをしなくて良いので楽(集荷は宅配業者がしてくれます)
デメリット
- 入金まで数日~1週間掛かる
- 買取価格の交渉がしにくい
- キャンセルする場合、キャンセル料や返送料が掛かることが多い
訪問(出張)買取
業者に自宅まで来てもらって、その場で買取をしてもらう方法です。
売りたいお酒の量が多く、かつ自宅に業者に呼ぶことに抵抗が無ければおすすめの方法です。
行っている買取店と行っていない買取店があるので事前に確認が必要です。
メリット
- 買取業者が搬出してくれるので楽
- 価格の交渉がしやすい
デメリット
- 数が少ないと断られる可能性がある
- 対象地域外だと利用できない
ブランドの高級酒でかつ本数が多くあるなら出張買取もありだと思います。
出張買取の場合は出張地域に制限があるので事前に確認してください。
とにかく手間を省くのであれば、ネットから申し込みをしてあとは送るだけの宅配買取がいいでしょう。
対象地域に制限もありません。
どの方法を選ぶにしても大切なのは複数のお店に見積もりを出してもらって比較することです。
お店と売りたいお酒の相性(そのお店が得意としているジャンルか、買取強化中の銘柄かどうかなど)というものがあり、数千円~数万円の差が出てくることももはや普通なので複数見積もりを出してもらって一番高いところに売ることを強くおすすめします。
査定だけなら無料ですし、LINE査定を中心に気軽に利用できるサービスを備えているお店も増えています。
ちなみにどの方法を選ぶにしても身分証明書の提示が必要です。
「古物営業法」という法律で買取の際には本人確認が義務付けられているので、これが無いと売ることができません。
・運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード・身体障碍者手帳・マイナンバーカード |
主には以上のものが身分証明書として利用できます。
氏名・生年月日・現住所が記載されていて、有効期限内であることが必要です。
お酒買取前の予備知識、事前準備
ひとくちにお酒といっても売れるものと売れないものがあります。箇条書きでまとめると
売れるもの
- 未開封のもの
- ウイスキー
- ブランデー
- ワイン
- シャンパン
また、番外編ですがブランド高級酒、特にブランデーや日本酒などでは中身無しのボトル、また替え栓や化粧品などの付属品だけでも買い取ってくれる場合があります。
コレクションしているけれどちょっと整理したいなー、という人はお金に換えられるチャンスです。
売れない可能性があるもの
- 開封済みのもの
- 日本酒
- ビール
- 缶チューハイ
- 紙パックのお酒
どうして「売れない」ではなく「売れない可能性がある」という言い回しかというと、お店によって違うからです。
「A店では買取を断られたけれど、B店では買い取ってくれた!」ということも大いにあります。
大体はお店のホームページに買取可能・不可商品が表記されていますが、わかりにくい場合は直接問い合わせてみるのが間違いないです。
お酒は酸化に弱い飲み物です。
開封した瞬間から空気に触れて酸化が始まり、後は味が落ちてしまう一方なのでほとんどの場合、1度開けてしまったものは買い取ってもらえません。
口に入れるものなので安全性も問われます。
また、コンビニやスーパーで売っているような単価が安いお酒は買い取りNGのことが多いです。
お店にとって、手間の割に収益にならないからです。
日本酒やビール、紙パックのお店はお店によって買取の可否が分かれます。理由はこうです。
お酒の種類 | 買取を断られやすい理由 |
日本酒 | 温度による品質の劣化を受けやすい |
ビール | 炭酸が入っていて扱いが難しい 賞味期限が短い(9カ月程度) 缶ビールの場合、ケース単位なら買取り可の場合も |
紙パックのお酒 | 液漏れしやすく、取り扱いが難しい |
さて、売れるとわかったらできるだけ高く売りたいですよね?
お酒高価買取の3つのポイント
事前に次のような準備をすると買取価格がアップする可能性が高まります。
1、付属品があれば揃える
ヘネシー、レミーマルタン、カミュといった高級酒には「付属品」が付いています。
化粧箱、替え栓、木箱などといったものが付属品です。
元々セットになっているものですから、揃っていれば揃っているほど完全体ということで高く売れます。
付属品の有無で数万円の差が出ることも珍しくないので、残っていれば全部揃えて売りに出しましょう。
保証書(ギャランティーカード)もお忘れなく。
2、ボトルを綺麗に拭く
コレクターをはじめとして、お酒を鑑賞して楽しむ人も多くいます。インテリア感覚ですね。
そうなると当然見た目も重要ポイントになってきます。
「これはアンティークものですよ!」と言われたとしても、ホコリを被ったようなお酒は買いたくないですよね。
ボトルやラベルを傷つけないよう、柔らかい布で綺麗にホコリや汚れを拭き取っておきましょう。
ラベル部分は古くなっていると破れてしまうことがあるので無理には拭き取らなくてOKです。
意外と当たり前な事ですが出来てない人が多く、本当に軽く拭くだけでもだいぶ変わるケースも多いです。
3、できるだけ早く売る
「古酒」というジャンルがあり、中でも長期間保存していても味や品質が劣化しにくいもの(ブランデーやウイスキー)や時間が経つほど味に深みが増すもの(ワインなど)は高級ブランドのものであれば高く売れる場合もあります。
でも、これには落とし穴があります。
お酒は熟成が完了してからボトルに詰めます。
ボトルに入った後も熟成が進むわけでは無く、適切な保存ができていないと逆に品質が劣化したり蒸発して目減りしてしまったりすることも多いです。
こうなると買取価格は下がってしまいます。
古酒が高く売れる、というのは味わいの面からではなくどちらかというと希少価値の面で評価がされています。
従って、よほどの高級酒でない限りは品質が劣化してしまう前に少しでも早めに売ることが高価買取のためには一番重要と言えます。
4、お店選びと相見積もり
そして最後に売るお店選びも大切になってきます。
ある程度高価なお酒であれば出来れば何店舗かに買取査定を出してみるのが一番間違いありません。
ですが中々近く都合良くお酒を取り扱っているお店がない場合が多いですよね、何より手間が掛かり面倒臭いです。
そういった面も含めてお酒の買取であれば宅配買取をオススメします。
お店が違えば買取価格も違います。数千円、ときには数万円も差が出ることがあるので念入りに選びたいですね。
お酒買取店おすすめ3選
お酒の買取を行っているお店は多くありますが、中でも買取実績が多く買取価格も高いおすすめのお酒買取店を5店舗紹介しています。
どこに売ろうか迷っていたら参考にしてみてください。
お酒買取まとめ
売ろうかどうか迷ったら、まずは査定だけしてみることをおすすめします。
そして納得できてから売りましょう。
とはいってもやっぱり「どのお店が一番いいのか」迷いますよね。
今回は5店舗を紹介しましたが、中でも評判が良く買取金額にも期待ができるという点で管理人がおすすめするのは
宅配買取であれば「福ちゃん」
出張買取であれば「バイセル」
の2つです。
宅配買取であれば気軽に事前査定ができて、確かな査定で駆け引きナシの買取価格を掲示してくれる梱包キット・キャンセル料が無料な福ちゃん。
出張買取に抵抗がなく高価なお酒と共に様々なブランド品なども一緒に買取して欲しいのであれば対面にて安心して査定がしてもらえるバイセル。
といった使い方が管理人のおすすめです。
2店舗とも公式サイトの内容も充実しているので、お酒を売ろうか検討中の人は是非参考にしてみて下さいね。